内容紹介
知的資産経営とは、見えざる資産(知的資産)に着目した中小企業に適した経営手法として経済産業省がすすめているものです。
わかりやすく言えば、“自社の持ち味を自覚し、得意とする持ち場でそれを最大限に発揮し、お客様に喜ばれ続ける経営を目指していく”のが知的資産経営です。
しかし、自社の持ち味を客観的に知ることは案外難しいものです。何故なら、持ち味とは色々な要素が複雑に絡まりあってできているからです。
さらに、自社の持ち味をどの様に活かし発揮できる機会を見つけることは言うほど簡単ではありません。
少子高齢化、自然災害、事業承継問題、技術革新、SDGsの高まり等、社会や価値観が大きく変化している中で、今最も必要な視点は事業の継続です。
しかし、大きく変化する時代には、他社の物真似や従来と同じようにしていては生き残れません。
アフターコロナの10年後を生き抜くためには会社を変えていくための自社にあった羅針盤が必要です。
知的資産とは何かを説明した上で知的資産経営の必要性を説き、知的資産を深く掘り下げ経営戦略、経営計画に使えるようにするための具体的な方策、さらに著者の支援サービスである、事業承継やIT導入へ知的資産経営の活用について説明します。