GoogleJapanは5日、千葉県浦安市で開催した動画共有サービス「YouTube」の広告主向けイベントで、2017年の成果を発表した。日本語版の提供開始から10年たった17年は、18~64歳のネット人口の82%が視聴した。YouTubeの世界での1日当たり動画視聴時間が10億時間に上り広告出稿を考える企業は増えており、広告活用の事例などが紹介された。

YouTubeの世界の月間ログイン視聴者数は19億人で、日本では6200万人。個々の多様化と企業のグローバル化が進む中、既存マスメディアでは到底収まらないプロモーションが可能となるYouTube動画広告は、事前に枠を購入する「予約型」とオークションで金額が決まる「運用型」の2タイプがあり、YouTubeを開いた際のトップ画面、特定の動画の前、検索結果の動画一覧のいずれかに挿入する形で視聴者が閲覧することとなる。Googleは自社が保有するビッグデータのユーザー特性やアンケートから最適なユーザーに広告を表示し、広告効果を高める。

GoogleJapanの川合純一執行役員は「(YouTubeへの広告出稿を)試しにやってみようというフェーズから、広告施策の中心的打ち手に成長した」としており、2018年上半期にユーチューブ上でも最も再生された広告はホンダの小型ビジネスジェット「ホンダジェット」。人気ロックバンド「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」を起用し、約2100万回再生だった。次いでソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の「PS4」が約860万回再生で2位、東亜合成の瞬間接着剤「アロンアルファ」が約530万回再生で3位となった。

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