ルネサンスが花咲きながらも、スペイン・オーストリア・フランス、次々に外国にいいようにいたぶられ、ローマ教皇にはもてあそばれ、地中海貿易の衰退とともに脇役に落ちぶれたイタリア。しかし、それでもなぜか諸国はイタリアを求めた。イタリアは愛された。そんな弱いイタリアが、フランス革命の衝撃を経て、遂に悲願の統一を果たす。弱いながらも生き残るイタリア。その【したたかさ】の秘密とは?