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11月4日、米Googleよりアメリカの大手キャリアSprintが次世代SMSサービスである RCS (リッチコミュニケーションサービス)対応のメッセンジャーアプリを採用、Android向けにアップデートすると発表しました。

上記リンクの記事にある通り、SMS(ショートメッセージサービス)は世界中の数十億人の人が使う最も簡単なコミュニケーションツールの一つです。RCSはその次世代版、ということで、従来のシンプルなテキストのやり取りに加え、
 ・グループチャット
 ・高解像度の写真のやり取り
 ・既読の通知
などが可能になります。

2017年にSprintから発売されるAndroidのデバイスにはすべてRCSを使えるようになる、との発表がありました。

iPhoneをご利用いただいている方はなんとなく「追加機能を使ったことがある」と思うかもしれません。
そうです。SMSだけではなく、MMS、音声通話どの機能を拡張し、新たな機能を付加した新しいサービスが、RCSと思っていただければわかりやすいかと思います。

RCS自体は10年ほど前からあったようです。ただ、今まで実際に導入されている通信キャリアは全世界でも少なく、新基準のRCSを採用したのはSptintが初めてとなります。

また、Googleは「今後数か月のうちに多くのパートナーと提携」する予定と発表しています。
それがいつなのか、パートナーはどの企業なのかは書かれていませんでした。
いったい、どんなパートナーが来るのか、そして、このGoogleに対抗して、Appleはなにか手を打ってくるのか。
そして、これからの携帯電話を使ったメッセージがどう変わっていくのか、わくわくしませんか?
当社でも注意深く今後の動向を観察し、自社システムの開発にも注力していきたいと考えています!