内容紹介
本書は、難易度が中の上級のオリジナルパズル集です。41節からなり、22種類の鉛筆と消しゴムを用いて楽しむパズルが述べ205問収録されています。各節は「5問プラスそれらの解答」からなります。各問(パズル)は1ページからなり、上から順にタイトル、2~5行のルール、盤面、れい)の構成になっております。れい)は完成例の図で、一目で解き方が分るものです。同種類のパズルは間隔を空けて出題されていますが、経験を積むと上達していくもの、難易度に連続性のあるもの、面白いものなどはその回数を多くしてあります。論理思考のウェイトの大きいものが多く載せられており、解くには、解の糸口の発見のほか仮説思考が必要です。中には、仮定候補の数が多かったり、矛盾を導びくのが難しかったりするものもあったり、図形の回転、反転感覚や数字と数字の距離感覚、数の大小関係や数量感覚など、他の要素を付加しなければ解けない問題や「ひらめき」や「試行錯誤」を多用しなければならない問題があったりしますが、いずれにせよ、仮説思考したり、筋道を立てて考えたりするのが好きな人にはたまらないはず。勿論、そのためには「難易度が読者に合っていること、ルールが簡単でストレスなく読めること、自己満足に陥ることなく客観性があること、理にかなっていること」が前提となりますが‥。解く過程は、苦しくもあり、楽しくもありますが、解けると達成感が得られます。パズルマニアの方、本格的なパズルを楽しみたい方にオススメの1冊です。